風評被害の事例を見て知っておきましょう

もっと広い範囲で起きた風評被害

大規模な災害や社会問題による風評被害の例

大規模なテロ行為により無差別に大勢の人の命を奪われてしまった事件があった国や地域で、事件後に観光客の予約キャンセルが相次ぎ、旅行会社を始め、ホテルや航空会社は大きなダメージを受けた。また、その後も観光に訪れる人の数が減少した為、地域の観光産業も影響を受けた。

地震、噴火、洪水、などの自然災害が起こった事により、その後、復興したにも関わらず観光客の数は以前と比べて減少したままである。
安全が確認されても客足はすぐには戻らず、地元の旅館が閉鎖に追い込まれた。

SARS、新型インフルエンザが流行した際、似たような症状の患者が一般の病院での診察を断られた。また、そのような感染症が流行した地域への旅行を控える人が増えた為、旅行会社の業績が落ちた。

鳥インフルエンザ、BSE(俗に狂牛病と呼ばれる)問題が起こった際に、鶏肉や牛肉の売り上げが大幅に減少してしまった。

放射能の風評被害を受けた例

福島から県外へ避難した被災者が、避難先でいじめられたり、タクシーに乗車拒否された。
アパートへの入居を断られた。就職を断られた。
 
米をはじめとする福島産の農作物は、震災後、機械により放射能検査が行われ、安全性が確認されたものが市場に出荷されている。にも関わらず、福島産というだけで未だに敬遠する消費者が存在する。
また、消費者のネガティブな評判を気にする流通業者が、福島産の農作物を仕入れなくなった。
また、市場に出荷された農作物についても、震災以前に比べて品質は変わらないのに価格が下落したままである。

畜産関係でも同様に、県外への出荷において価格が下落、もしくは取引を断られるケースがあった。

福島産にある工場を下請けとして事業を営む企業が、製品に及ぼす放射能の影響と消費者感情を懸念し、福島県外の工場に業務を依頼。
実際その工場がある地域の放射性物質に関する数値は基準以下であったが、敬遠されてしまった。

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